リサイクルを容易にする分離可能な接合材料の開発
都市鉱山と呼ばれる廃棄した電気製品から効率的に電子部品や材料を回収する技術として,可逆的インターコネクションという全く新しい概念を用い,製品廃棄時に接合部が熱や力を加えなくても分離する新しい技術を開発しています.
この技術により貴重な金属材料を無駄なく回収することが可能となります.
研究室で開発した材料により接合された電子部品の分離の様子を右図に示します.
加熱せず,低温保管することで,接合材料のみが粉々になり,部品と基板が分離できています.